Kentaro Sugiyama

[東京 23日 ロイター] - S&Pグローバルが23日に発表した10月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は53.3と、前月の54.1から低下した。生産高と新規受注の伸びが鈍化し、製造業の拡大ペースは7カ月ぶりの低水準となった。

指数を構成する主要項目では、生産高指数が53.1(前月は54.9)、新規受注指数が52.2(同53.7)、雇用指数が53.3(同53.5)といずれも前月を下回った。一方、購買品在庫指数は53.0(同50.6)に上昇した。

サービス業PMIは52.0と、前月の51.3から上昇した。S&Pグローバルの担当者は、製造業の勢いが鈍化する一方でサービス業の伸びが加速しており「成長の勢いが製造業からサービス業へ移りつつある兆しがみられる」と指摘した。

企業の購買価格は原材料費や人件費の上昇を背景に上昇ペースがやや加速した。同担当者は「企業にとってインフレが主要な下振れリスクであることに変わりはない」と分析。日銀の追加利上げ局面のもとで内需環境の動向を注視する必要があるとした。

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