[22日 ロイター] - 米宇宙企業スペースXが、全米で少なくとも8万カ所の携帯電話基地局の利用を確保するため、通信インフラ企業と協議している。ブルームバーグ・ニュースが22日、事情に詳しい関係者の話として報じた。
合意が成立すれば、スペースXが全米をカバーする第4の携帯電話通信事業者となる道筋が固まる可能性がある。
• 報道によると、全米で利用できる低周波数帯の取得を進めているスペースXは、携帯電話通信インフラを手がけるクラウン・キャッスルと協議している。
• TDコーエンは、全米規模の地上通信網の構築には800億ドル超がかかると試算。長年を要し、さらに数十億ドルの追加支出が必要になるとの見方を示した。
• ワイヤレス・インフラストラクチャー協会(WIA)によると、8万カ所という規模は、昨年に米国内で稼働していた携帯電話通信用基地局15万8500カ所の約半数に相当する。
• クラウン・キャッスルは米国内で約4万カ所の携帯基地局を運営している。アメリカン・タワーは国内に約4万2000カ所の拠点を持ち、非上場のバーティカル・ブリッジは約1万8000カ所を保有する。
• クラウン・キャッスルのクリスチャン・ヒラブラント最高経営責任者(CEO)は21日、スペースXやアマゾン・ドット・コムとの賃貸契約の可能性について問われ、「全ての関係者」と協議していると述べた。ただ、個別の顧客に関する説明は控えた。
• クラウン・キャッスル、アメリカン・タワー、バーティカル・ブリッジ、スペースXは、ロイターのコメント要請に直ちに応じなかった。