[ダカール 22日 ロイター] - スイス政府は22日、ナイジェリアでエボラ出血熱の感染が確認された患者について、ウガンダへの旅行中に感染したとみられると、ロイターに書面で明らかにした。患者はナイジェリアの首都アブジャに駐在するスイス外交官の妻で、ウガンダ生まれだという。
ナイジェリアは20日、同国で約10年ぶりとなるエボラ出血熱の感染例を報告。5月中旬にコンゴ民主共和国で発生が発表された今回の流行で、感染が確認されたアフリカの国は4カ国目となった。
ウガンダ当局は、ナイジェリアで発症したこの女性がコンゴ東部を訪れた後、ウガンダを経由したと説明している。ただ、世界保健機関(WHO)とアフリカの主要保健機関は22日、女性がコンゴを訪れたという確実な情報は得ていないとしている。
スイス外務省は電子メールで、女性について「症状があり、約1週間前からアブジャの民間診療所に入院している。約2週間前のウガンダ旅行中にウイルスに感染したとみられる」と説明した。
ウガンダでは5月と6月に20人の感染が報告されたが、WHOは8月に同国での流行終息を宣言した。
ウガンダ政府の報道官は22日遅く、ロイターに対し、同国にエボラの感染者はいないと述べた。