[ニューヨーク 22日 ロイター] - 米商品先物取引委員会(CFTC)の執行部門ディレクター、デビッド・ミラー氏は22日、イランに対する米国の軍事行動に関連した不審な石油取引を調査しているほか、選挙を巡る予測市場の取引についても精査していると明らかにした。米ニューヨークでの会議のパネルディスカッションで語った。
ブルームバーグは先週、CFTCのマイケル・セリグ委員長の上級顧問が、トランプ米大統領が3月にイランの発電所への空爆を見送ることを発表する直前に疑わしい石油先物取引があったインサイダー取引疑惑の照会を取り下げるよう職員に指示していたと報じた。
この報道について質問されたミラー氏は、CFTCが「当初から」この取引を調査しており、現在も継続中だと説明した。
一方CFTCは選挙結果を含めた予測市場での問題のある取引について注視しているとも言及。ただ11月の中間選挙について具体的にコメントすることは差し控えた。
ミラー氏はCFTCの職員らが「自身の選挙結果に基づく契約で取引した一部の候補者について調査し、現在も進行中である可能性がある」と語った。
トランプ政権下でCFTCの職員は大量に離職しており、機能低下への懸念が強まっている。
予測市場を巡っては連邦議会議員らが精査しており、ロイター/イプソスが今月中旬に米国で実施した世論調査では大部分が政策や選挙の結果を賭けの対象にすることに反対した。