[ナイロビ 20日 ロイター] - アフリカの南スーダンとスーダンの国境にある係争地アビエイで19日、市場が無人機(ドローン)攻撃を受け、150人以上が死亡した。南スーダン当局者が明らかにした。

火災で遺体の収容が難航しているため、死者はさらに増える恐れがある。この攻撃で約8000人が避難している。

アビエイの暫定情報相はスーダン軍による攻撃と述べたが、証拠は示していない。同軍からコメントは得られていない。外交筋などによると、攻撃は市場内の燃料貯蔵施設に着弾した。外交筋はスーダン国軍と対立する準軍事組織「即応支援部隊(RSF)」が過去に補給に利用していたと説明した。一方、情報相は地区内のRSFの存在を否定した。

石油資源が豊富なアビエイは、2011年の南スーダン独立以来、両国が領有権を主張し、共同管理している。南スーダン外務省はスーダン大使を呼び出し抗議し、国連も一連の攻撃を強く非難した。

スーダンでは23年4月に国軍とRSFの内戦が勃発し、周辺国にも影響が波及。最近は双方が無人機攻撃を激化させており、ここ数日の攻撃による死者は250人を超えた。国境なき医師団は、近隣病院でやけど患者ら20人以上を治療していると明らかにした。

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