Alistair Smout

[ロンドン 9日 ロイター] - バーナム英首相率いる労働党は9日、スターマー前首相の議員辞職に伴う下院補欠選挙で、緑の党を退けて勝利した。バーナム氏にとって追い風となる。

ロンドン中心部の選挙区で行われた補選で、労働党候補のサガル・アブディワリ氏は1万2292票を獲得。緑の党の党首ザック・ポランスキー氏は8928票だった。

労働党の議席維持は広く予想されていた。スターマー政権下で苦戦が続いた2年間を経て、バーナム氏は大都市の中核的な支持層の間で失われた党の求心力回復を図っている。

全国世論調査では現在、ポピュリスト政党のリフォームUKが労働党の主な対抗勢力となっている。一方、労働党は2029年半ばに予定される総選挙に向け、緑の党に流れた左派寄りの有権者の支持を取り戻そうとしている。

アブディワリ氏は勝利演説でスターマー氏に敬意を表し、住宅問題などでバーナム氏と協力していきたいと述べた。

スターマー氏は一連の失策や5月の地方選での大敗などを受けて党内の支持を失い、7月に首相を退任、9月には議員辞職した。

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