Pete Schroeder Chris Prentice

[ワシントン 8日 ロイター] - 米銀行規制当局は、アメリカン・エキスプレス(アメックス)に3億5000万ドルの制裁金を科した。マネーロンダリング(資金洗浄)を検知する同社の体制が不十分で、数十億ドル規模の疑わしい取引を見逃した可能性があるとしている。

米通貨監督庁(OCC)と米連邦準備理事会(FRB)が8日に処分を発表した。アメックスが主に傘下の銀行を通じて運用する資金洗浄対策の法令順守体制について、経営資源の不足、職員の経験不足、研修の不十分さ、内部統制の不備などを指摘した。

アメックスは当局の認定内容を認めも否定もしなかった。

OCCは、監視・報告体制の「組織的な機能不全」により、同社が過去10年間で約130億ドルに上る疑わしい取引の特定、評価、十分な報告ができていなかったと指摘した。

アメックスのスティーブン・スクエリ最高経営責任者(CEO)は声明で、指摘された懸念事項への対応と法令順守体制の継続的な改善に「全力で取り組んでいる」と表明した。

制裁金と当局の要求に対応するための費用は2026年と27年の業績見通しに影響しない見込みだとした。

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