Tetsushi Kajimoto
[東京 9日 ロイター] - 総務省が9日発表した8月の家計調査によると、2人以上の世帯の実質消費支出は前年比3.1%減と、9カ月連続の減少となった。天候不順などが影響した。マイナス幅は前月の3.6%から縮小した。ロイターが集計した民間調査機関の予測中央値3.6%減より小幅なマイナスにとどまった。
1世帯あたりの消費支出は31万0975円で、名目では1.0%減少。季節調整済みの前月比は実質0.1%増と2カ月連続の増加となった。市場予想の0.5%増は下回った。
消費支出前年比の9カ月連続マイナスは、2024年3月までの13カ月連続減以来の長さ。
項目別では自動車購入の増加で「交通・通信」がわずかに増えたが、その他9項目は減少した。
総務省は、8月の台風・大雨など天候不順といった要因もあり、食料から電気代、パック旅行を含む教養娯楽サービスまで幅広い項目で消費が抑制されたと分析。ただ、消費支出の水準をみても腰折れには至っていないとしている。秋以降の値上げの動向が消費に与える影響を注視する構えだ。
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