Hiroko Hamada

[東京 8日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は続落し、前営業日比1.42%(993円60銭)安の6万9042円11銭で取引を終えた。指数寄与度の大きいAI(人工知能)・半導体関連株を中心に利益確定売りが出たほか、金利の先高観が重しとなり、幅広い銘柄が値下がりした。日経平均は安値引けとなった。

日経平均は小幅安でスタートした後、次第に下げ幅を拡大。前日の米株安の流れを引き継ぐ形となった。韓国サムスン電子の好決算を受けて、前場中盤は下げ渋ったが、後場に入ると再び売りが強まった。AI関連株のほか、機械株や銀行株の下げが目立った。

後場後半には、半導体受託製造世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)の第3・四半期の売上高が過去最高の1兆4900億台湾ドル(467億1000万米ドル)に達したと伝わったが、相場の反応は限られた。

市場では、金利の先高観が株価の上値を抑制しているとの見方もあった。フランスの財政懸念を背景に金利が急上昇し、「世界的に長期金利を中心に上昇圧力が強まるとの懸念が相場の重しとなっている」(国内証券・ストラテジスト)との声が聞かれた。

いちよし証券の投資情報部・銘柄情報課課長、及川敬司氏は「AI関連株に関しては、6月にかけての急騰後の調整を見た後なので、上がったところでは利益確定売りを出したいという投資家も多いのではないか」と話している。

日経平均は目先、7万円前後で推移すると予想され、「企業決算が本格化するタイミングでは上方向を試す動きとなりそうだ」(及川氏)という。

TOPIXは1.51%安の4091.46ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比1.51%安の2109.48ポイントだった。プライム市場の売買代金は7兆6133億9300万円だった。東証33業種では、海運、サービス、ゴム製品など7業種が値上がり。非鉄金属、ガラス・土石製品、銀行など26業種は値下がりした。

新興株式市場では、東証グロース市場250指数が続落し、2.29%安の794.75ポイントだった。

個別では、ソフトバンクグループ、東京エレクトロン、フジクラ、TDKが軟調。一方、リクルートホールディングス、トレンドマイクロは上昇。前日に決算を発表したツルハホールディングスもしっかりだった。キオクシアホールディングスは買われていたが、終値では前日比横ばい。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが327銘柄(21%)、値下がりは1182銘柄(76%)、変わらずは43銘柄(2%)だった。

終値 前日比 寄り付き 安値/高値

日経平均 69042.11 -993.60 69840.64 69,042.11

─69,918.20

TOPIX 4091.46 -62.65 4136.62 4,087.42─

4,136.62

プライム市場指数 2109.48 -32.37 2130.24 2,107.51─

2,130.24

スタンダード市場指数 1702.87 -38.26 1731.71 1,702.87─

1,731.71

グロース市場指数 1012.47 -22.40 1034.00 1,012.47─

1,034.25

グロース250指数 794.75 -18.59 812.82 794.75─81

3.07

東証出来高(万株) 232915 東証売買代金(億 76133.93

円)

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