[7日 ロイター] - 宇宙企業ブルーオリジンの創業者で富豪のジェフ・ベゾス氏は7日、同社が数年後に新規株式公開(IPO)を目指す可能性が高いと述べた。同社は数カ月前、初めて外部投資家から資金を募り、100億ドルを調達した。

ベゾス氏はFOXニュースの番組で、「ブルーオリジンはいずれIPOを実施すると思う。今から数年後になるだろう。だが、どこかの時点で上場企業になるのはおそらく理にかなっている」と語った。

今回の発言は、ブルーオリジンが株式上場を目指す可能性について、ベゾス氏がこれまでで最も明確に示したものだ。宇宙産業への関心が再び高まる中、IPOが実現すれば、投資家は大手宇宙企業への投資機会を得ることになる。ただ、業界では6月に上場した競合のスペースXが依然として圧倒的な地位を占めている。

アマゾン・ドット・コムの創業者でもあるベゾス氏は、2000年にブルーオリジンを設立して以来、同社に個人で280億ドルを投資してきたと述べた。

米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は9月、ブルーオリジンの直近の資金調達で企業価値が1400億ドルと評価されたと報じた。

ブルーオリジンは、イーロン・マスク氏のスペースXより約1年半早く設立された。資金の大半をベゾス氏に頼る一方、米航空宇宙局(NASA)の月探査計画「アルテミス」に関連する業務を含め、NASAや米宇宙軍から数十億ドル規模の契約を獲得してきた。

同社は2026年中に大型ロケット「ニューグレン」の打ち上げ再開を目指している。5月の地上燃焼試験中に発射台で爆発が起き、商業打ち上げ市場でスペースXに対抗する取り組みに遅れが生じた。

ベゾス氏は「今年12月に、このロケットを再び打ち上げる」と述べた。

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