[ナイロビ 6日 ロイター] - ケニアのデュアレ保健相は6日、コンゴ民主共和国から帰国したケニア人男性がナイロビで死亡し、国内初のエボラ出血熱の感染が確認されたと発表した。コンゴ東部での流行に関連する感染確認は4カ国目となった。
コンゴでの流行は感染者8000人超、死者4000人超と過去2番目の規模となっている。
男性はコンゴに7年間居住し、約1カ月前から体調を崩していた。陸路でウガンダの首都カンパラに移動後、3日に空路でナイロビ入りした。空港の健康チェックを通過したが、発熱や皮下出血などで入院・隔離され、5日夜に死亡したという。
死亡した男性の家族8人と医療従事者21人は隔離された。保健当局は同じ便の乗客23人と乗員4人の所在確認を進めている。
ケニア当局は、薬で症状が抑えられ、空港検査を通過した可能性を指摘。5月から閉鎖中のコンゴ・ウガンダ国境をどう越えたかも不明で、越境感染対策に疑問が生じている。
アフリカ疾病予防管理センターは支援チームの派遣を表明。世界保健機関(WHO)はケニアとウガンダを支援する一方、流行国への渡航制限を設けないよう勧告した。