[7日 ロイター] - 指数算出会社FTSEラッセルは、9月の債券市場の国別分類見直しでインドネシアの市場区分を「セカンダリー・エマージング」のまま据え置いた。同国の資本市場の健全性向上に向けた改革の効果を引き続き検証するためだ。

FTSEは6日の発表文で、2026年3月、6月、9月の各見直しでインドネシアに関する一部指数変更を延期しており、最近導入された改革の有効性を評価していると説明した。12月の見直しに先立ち、最新の評価状況を公表する予定という。

インドネシアの資本市場を巡っては、透明性や投資のしやすさに関し、世界の指数算出会社から懸念が示されている。そうした事情もあり、新興アジア市場の中でもパフォーマンスが低迷している市場の1つに位置付けられる。

FTSEラッセルによると、インドネシア当局は株主情報開示の強化、投資家区分の拡大、最低流通株比率の導入、市場監視ツールの強化などの改革を実施した。今後もこれらの措置の実施状況と効果を注視するとともに、市場参加者との対話を通じて意見を収集していく方針という。

またFTSEラッセルは、韓国についても引き続き注視していると明らかにした。当局が決済流動性の向上や、決済進行支払いに伴う資金負担の軽減を目的とした制度改革を進めていることを踏まえた姿勢だ。

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。