[6日 ロイター] - 米金融大手シティグループは、メタ・プラットフォームズの人工知能(AI)アシスタント「ミューズ」が2030年までに270億ドル超の年間売上高を生み出す可能性があるとの見方を示した。利用者の順調な拡大と利用の活発化が、新興のパーソナルエージェント市場で同社の先駆者としての優位性を高めているという。
メタがAI戦略全体の中核にミューズを位置付け、同製品の認知度向上を図る中、ミューズはオンラインでの検索や比較、取引を支援し、「インターネットへの入り口」としての役割を強めていると、シティは指摘する。
• シティによると、ミューズの提供開始以来の累計ダウンロード数は660万回を突破。デイリーアクティブユーザー(DAU)は180万人に達した。
• シティは、ミューズの年間売上高が30年までに270億ドルを超え、このうち取引関連収入が約230億ドル、定額課金収入が約45億ドルになると推計した。
• 9月に発表されたミューズは、AIを活用したパーソナルエージェントを一般利用者に普及させるメタの戦略の要となっている。メタは、この技術によって定額課金や商取引による新たな収入を生み出すとともに、自社サービス全体の利用をさらに活発化できると期待している。
• シティは「利用者の日常生活で重要な役割を果たすというメタのAI構想の中核をミューズが担う中、パーソナルエージェント(PA)がインターネットへの新たな入り口として台頭していると考える。ミューズは先駆者の優位性から恩恵を受けている」と述べた。