[ニューヨーク 6日 ロイター] - 米エネルギー情報局(EIA)が発表した短期エネルギー見通しは、国際指標である北海ブレント原油のスポット価格が2026年第4・四半期に平均で1バレル=約105ドルになるとし、前回予測を14ドル上回るとの見通しを示した。26年の平均は約98ドルと予想し、9月に公表した前回予測から8%引き上げた。

供給が回復して在庫が積み上がるのに伴って27年には平均で84ドルに低下するものの、前回予測を10ドル上回るとの見通しを示した。

9月に過去最高値を更新した米国のディーゼル燃料小売価格は10月に1ガロン=6ドル超で推移した後、27年は平均で約4.50ドルになると予想した。

世界の原油在庫が急速に減少していることや、米国とイスラエルによるイラン攻撃でディーゼル燃料在庫が逼迫した状態が続いていることを背景に、27年にかけての原油とディーゼル燃料の価格予想を引き上げた。

EIAは、世界最大級の産油国であるサウジアラビアの主要な輸出ルートとなっている東西を結ぶパイプラインが攻撃されたことは、原油の流通や価格にさらなる混乱が生じるリスクを浮き彫りにしていると指摘。併せてディーゼル燃料の供給が異例の逼迫状態にあることなどを背景に、原油価格は高止まりが続くとの見通しを示した。

6日の原油価格は前日比で2%下落したが、イラン攻撃の後からは37%超も上がっている。

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