[6日 ロイター] - トランプ米政権が中国と原子力施設の相互訪問の開始について協議しており、今後数カ月の対面会合で引き続きその実現を働きかけていく方針であることが分かった。協議は非公式かつ予備的な段階にある。CNNが6日、関係筋の話として報じた。
報道によると、相互訪問の構想は今年、米政府当局者との会合で中国側が最初に持ち出した。より大きな合意への道筋をつけ得る信頼醸成措置に、中国が前向きになる可能性を示唆する動きだとされる。関係筋によると、協議では米エネルギー省傘下の国立研究所と、中国側の同等施設への訪問が議論された。米国は核実験場への訪問についても議論する用意があるという。
原子力施設の相互訪問を認めるという構想は、戦略的安定性に関する問題で中国を関与させようとする米国の取り組みを前進させ、三国間協定の足掛かりとなる可能性があるが、中国は自国の核増強を制限しかねない協議には応じないとの姿勢を崩していないもよう。