[5日 ロイター] - 英製薬大手アストラゼネカは5日、総額500億ドルの米国向け投資計画の一環として、東部マサチューセッツ州に10億ドル超を投じると発表した。今後数年で同州の従業員を50%以上増やす見通し。
同社は既に同州ケンブリッジに新たな研究開発センターを開設した。詳細は以下の通り。
• 米ファイザー、イーライリリー、スイスのロシュなどの世界的な製薬会社はサプライチェーン(供給網)と国内生産能力の増強を図るため、製造と研究開発の強化に向け数十億ドル規模を投じて米事業の規模を拡大している。
• 同州のイノベーション拠点ケンドール・スクエアに建設された57万平方フィート、18階建ての施設では、がん、慢性疾患、希少疾患の治療法開発に加え、細胞療法の研究に力を入れる。
• アストラゼネカの近隣にあるゲノム医療拠点と合わせて、この施設には約2000人の研究者や科学者が勤務することになる。
• 新しい研究センターにはロボット工学、自動化、人工知能(AI)を備えた実験室が10フロアにわたって設置されている。
• ケンブリッジの拠点は北東部メリーランド州ゲイザースバーグにあるアストラゼネカのもう1つの主要研究センターに加わる。
• 同社は米国に24カ所の研究、製造、営業、本社拠点を構え、2万5000人超を雇用している。