[5日 ロイター] - トランプ米大統領は5日、自身が出演するテレビ広告の費用を私費か政治活動委員会「MAGA」が集めた資金で賄うと表明した。11月の中間選挙を目前に控え、税金で広告費を賄っていることへの批判が強まっていた。
全国放送されている3本の広告は「米国の黄金時代」をたたえる内容で、倫理の専門家や与野党の議員が批判している。
議員らは、トランプ氏の政治的な宣伝に税金が使われているのではないかと疑問を呈している。他の批判派からは、政府によるプロパガンダや政治活動に対する長年の規制に抵触する可能性があるとの指摘も出ている。
広告の1本では、コーラスが「ラブ・ミー(私を愛して)」と繰り返す中、トランプ氏が「米国は決して共産主義国家にはならない」と宣言。別の広告は、ラシュモア山の映像と、トランプ氏が「米国の黄金時代」をたたえる映像を組み合わせている。
トランプ氏は、自身の交流サイト(SNS)「トゥルース・ソーシャル」への投稿で、広告は「われわれの偉大な米国を前向きに宣伝するものだ」と考えているとした上で、税金はもう使わないと表明した。