Takaya Yamaguchi
[東京 5日 ロイター] - 日豪両政府は5日、両国財務相による「財務相対話」を設置すると発表した。毎年協議する閣僚級の枠組みを設置し、財務、金融分野の協力を促進する狙い。経済安全保障分野での2国間協力も強化する。
日本の片山さつき財務相とジム・チャルマーズ豪財務相が同日、覚書に署名した。日本は中国、韓国とそれぞれ閣僚級の対話の枠組みを持っており、今回の設置で3カ国目の財務相対話となる。
オーストラリアは天然資源が豊富で、日本は液化天然ガス(LNG)の輸入実績がある。レアアースなどの重要鉱物も保有するオーストラリアとの対話を通じ、広く協力関係を深めたい考え。
片山財務相は調印式で「新たな対話の枠組みを活用しつつ、日本はオーストラリアとの連携をさらに強化し、両国をはじめとするインド太平洋地域、世界全体の安定的な経済成長に向けて貢献していく」と述べた。
日豪対話に先立ち、日本は2006年に韓国、中国と財務相対話の枠組みを設置した。ただ、中国とは18年を最後に財務相対話を行っていない。