[ロンドン 5日 ロイター] - 米石油・ガス大手コノコフィリップスのライ‌アン・ランス会長は5日、原油価格の下限が1バレル=70ドル前後まで上昇すると予想しており、米原油指標ウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)のミッドサイクル価格は同65─70ドルになると見込んでいると述べた。

ロンドンで開催された「エネルギー・インテリジェンス・フォーラム」で、今年の中東紛争により世界の石油システムは大きな打撃を受けたものの、崩壊には至らなかったと語った。

原油価格が現在の水準付近で推移すれば、米石油生産量は日量1400万─1450万バレルを超える可能性があるという。

世界の石油需要が現在の危機から回復するには2028年か29年までかかる可能性があるものの、その後は需要の伸びを止めるものは何もないと述べた。

「当社のような企業にとって真の戦略的課題は、その増加する需要を満たすために、伝統的な(生産)資源をどこから確保するかという点だ」と語り、コノコフィリップスは現在、石油事業では中流投資よりも上流投資に重点を置いていると付け加えた。

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