[ソウル 5日 ロイター] - 韓国軍は5日、同国の兵士2人が重傷を負った境界地帯での爆発について、北朝鮮が仕掛けた地雷によるものだと発表した。

韓国との境界で要塞化作業を進めている北朝鮮は今年に入ってから、地雷やフェンス設置のため最大7000人の作業員を動員し、境界を越える事案が約50件発生したという。

権大源合同参謀本部次長はブリーフィングで「国連軍司令部との合同調査の結果および科学的証拠に基づき、非武装地帯(DMZ)で通常の作戦を行っていたわが軍の兵士について、北朝鮮がいわゆる『要塞化作業』の一環として軍事境界線の南側に設置した対人地雷により重傷を負ったことが正式に確定した」と述べた。

爆発した地雷は約1年前に仕掛けられたものとみられるとした。

権氏は「韓国軍は北朝鮮に対し、地雷爆発により負傷したわが軍の兵士に誠実に謝罪し、休戦協定に違反して設置された地雷を直ちに撤去するよう強く求める」と述べた。軍は5日に北朝鮮の地雷を除去する作戦を実施しており、北朝鮮が自発的に撤去しない場合はこれを継続すると付け加えた。

北朝鮮の金正恩朝鮮‌労働党総書記の妹である金与正党総務部長は2日に出した声明で、DMZで北朝鮮の地雷により韓国軍兵士が重傷を負ったとする韓国側の非難を「根拠がない」として一蹴し、韓国側の謝罪要求も退けた。

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