[ロンドン 5日 ロイター] - S&Pグローバルがまとめた9月の英国サービス部門購買担当者景気指数(PMI)改定値は52.1で、8月の52.5から低下した。中東紛争に伴う燃料価格の高騰でコスト圧力が強まり、企業の販売価格(請求価格)を示す指数は5月以来の高水準となった。

S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスのエコノミクスディレクター、ティム・ムーア氏は「中東紛争による燃料価格の高騰が、9月も引き続き投入コストのインフレを押し上げた」と指摘。「これによりサービス業の販売価格の伸びは5月以来の大きさとなり、2026年半ばに見られた減速傾向が明確に反転したことが示された」と述べた。

・投入コストを示す指数は6月以来の高水準に上昇した。燃料高に加え賃金の上昇も響いた。

・調査では3分の1超が平均コスト負担の増加を報告。

・販売価格を示す指数は5月以来の高水準となり、イングランド銀行(英中央銀行)のインフレ懸念を強める可能性がある。

・雇用は24カ月連続で減少。1997年の統計開始以来、最長となった。

・需要低迷とコスト圧力を受け、向こう1年間の景況感は8月の7カ月ぶりの高水準から小幅低下。

・製造業も含めた総合PMIは8月の52.5から52.0に低下し、6月以来の低水準。ただ好不況の分かれ目となる50.0は引き続き上回った。

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。