Alex Lawler Olesya Astakhova
[ロンドン/モスクワ 2日 ロイター] - 石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなど非加盟産油国で構成する「OPECプラス」で、加盟国の2027年の原油生産枠(クオータ)設定に向けた生産能力の評価作業が遅れていることが関係者の話で分かった。イラン戦争で中東の増産計画が混乱し、生産予測が不透明になっているという。
生産能力評価は2026年9月末までに完了する予定だったが、関係者によると、11月中旬になる見通し。
OPECプラス加盟国の生産能力の試算は米石油コンサルタント会社のデゴルヤー・アンド・マクノートンが行っている。米国の制裁下にあるロシア、イラン、ベネズエラは対象外。
関係筋によると、同社のOPECへの報告書提出は11月半ばになる。この日程でも、OPECプラスは11月下旬に開く次回の全体会合で評価結果を検討できる。
中東紛争により、一部加盟国で生産能力の拡大を予定していた事業に遅れが生じている。関係筋は、名指しを控えつつ、評価に必要なデータを提出していない国もあると述べた。