[ニューヨーク 2日 ロイター] - ニューヨーク外為市場では、ドルが対ユーロで4週連続で上昇する見通し。ユーロ圏債の売りを背景に米債利回りが上昇しているほか、米連邦準備理事会(FRB)が引き続きタカ派的な金融政策スタンスを維持するとの期待がドルを支援している。

ただ、2日発表された米雇用統計を受け、ドルは最近の上昇分を一部削った。9月の雇用統計では、非農業部門雇用者数が2万9000人増で、前月から伸びが鈍化し市場予想を下回った。失業率は4.2%で、前月の4.1%から上昇した。

ノムラのG10為替戦略責任者ドミニク・バニング氏は、雇用統計が全体として「ゴルディロックス(適温)」状態を示唆したと指摘。「経済活動は引き続きかなり堅調だが、大きなインフレ圧力を生み出していない」と述べた。その上で、市場が織り込む米連邦準備理事会(FRB)の利上げ見通しを大きく変える可能性は低いとしつつも、「10月の追加利上げを巡るテールリスクを幾分後退させる効果はあるだろう」と述べた。

CMEのフェドウオッチによると、市場はFRBが86%の確率で10月に金利を据え置くと見込んでいる。1週間前は36%だった。

終盤の取引で、ユーロ/ドルは0.13%高の1.12580ドル。ただ、ユーロは週間では4週連続での下げとなる見通しで、これは2025年5月半ば以来最長となる。

主要通貨に対するドル指数は0.1%安の101.88。ただ、週足では3週連続で上昇する見込み。

ドル/円は0.15%安の157.81円。ただ、ドルは週間で3週連続の上昇となる見通し。

ドル/スイスフランも0.3%安の0.8285フラン。

また、ユーロ圏金融・債券市場では、財政問題の悪化とインフレ高進を巡る懸念から、仏10年債利回りが約25年ぶりに5%近辺まで上昇する場面があった。

ユーロは対スイスフランで0.15%安の0.9327フラン、対円では横ばいの177.67円となった。週間ベースでは、ユーロはスイスフラン、円双方に対し下落する見通し。

ドル/円 NY終値 157.83/157.88

始値 157.71

高値 157.91

安値 156.97

ユーロ/ドル NY終値 1.1253/1.1254

始値 1.1234

高値 1.1285

安値 1.1222

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