Katharine Jackson

[ワシントン 2日 ロイター] - 米沿岸警備隊は2日、燃料を積んでキューバに向かっていた大型貨物船を拿捕(だほ)したと発表した。トランプ米政権によるキューバへの厳しい石油禁輸措置が続く中での動きとなる。

沿岸警備隊によると、同船は9月5日、キューバとメキシコの間のカリブ海で、当局の追跡を逃れようと航行していたところを拿捕された。ニューヨーク・タイムズ紙は、同船の全長が約91メートルであると報じた。

沿岸警備隊は声明で「同船は燃料を積載してキューバへ向かっていた。ダークフリート(闇の船団)の間で一般的な手口を用いていたとみられる」と説明した。

声明によると、沿岸警備隊の部隊が同船に乗り込み、メキシコへ護送した。メキシコ海軍の検査チームは「同船のバラストタンク内に大量の燃料があることを確認した。また、違法な燃料が入っているとみられる複数のコンテナも積載していた」としている。

ただ、当局がどのように燃料がキューバ向けだと把握したか、また同船がどれだけの燃料を積載していたかには言及していない。

トランプ政権はキューバの体制転換を目標としていると公言している。今年に入って発動された米国による石油封鎖を受け、同国は燃料不足や停電など深刻な打撃を受けている。

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