[ワシントン 2日 ロイター] - 米商務省が2日発表した8月の製造業新規受注は前月比0.1%増の小幅な伸びにとどまった。電気機器・家電製品・同部品への強い需要があったものの、低調な民間航空機の受注に相殺された。ロイターがまとめたエコノミスト予想は0.1%増だった。

7月は0.9%増から0.8%増に下方改定された。

8月は前年同月比では6.8%増加した。

人工知能(AI)インフラの拡充に加え、堅調な国内需要に対応するため企業が在庫を再構築していることが製造業の下支えとなっている。ただ、米国とイスラエルによるイランとの戦争がサプライチェーン(供給網)を混乱させ、エネルギー価格を押し上げている中で、AI投資ブームと関連性の薄い分野は今後数カ月間、苦戦を強いられる可能性があるとの懸念もある。

8月は、民間航空機・同部品の受注が4.3%減少したことが重しとなった。自動車車体・同部品・トレーラーの受注は0.8%増。機械受注は1.1%増加した。コンピューター・電子製品の受注は横ばいだった一方、前年同月比では14.7%増加した。電気機器・家電製品・同部品の受注は1.1%急増した。

企業の設備投資計画の指標とされる航空機を除く非国防資本財(コア資本財)の受注は1.6%増と、先月発表の速報値から変わらずだった。コア資本財の出荷は0.5%増と、当初発表の0.6%増から下方改定された。

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