[ワシントン 2日 ロイター] - トランプ米大統領は2日、イラン戦争を背景とした燃料価格の高騰を抑制するよう求める米国の圧力を受け、欧州がディーゼル(軽油)燃料の備蓄を放出することで合意したと明らかにした。
トランプ大統領は「欧州は大量に備蓄しているディーゼルを大規模に放出することに合意した。手続きは直ちに開始される」と自身の交流サイト(SNS)「トゥルース・ソーシャル」に投稿した。
関係筋の1人がロイターに語ったところによると、米国はフランスやドイツを含む欧州の主要国に対し、20日以内に1億バレルのディーゼルを放出するよう要求した。
フランスのエリゼ宮(大統領府)によると、マクロン仏大統領は1日夜、トランプ大統領と電話会談を行い、燃料価格の高騰に対処し、精製石油製品の世界的な供給を確保するために協力する必要性を強調した。こうした中、EU加盟国は2日、欧州諸国が5000万バレルのディーゼルを、国際エネルギー機関(IEA)加盟国が5000万バレルの原油を放出するという仏の提案について協議したと関係筋は話している。
マクロン仏大統領はその後、主要7カ国(G7)首脳とのビデオ会議を開催し、エネルギー情勢について協議した。