Kentaro Sugiyama

[東京 2日 ロイター] -

ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円

午後3時現在 157.81/157.85 1.1246/1.1248 177.50/177.51

午前9時現在 157.92/157.96 1.1247/1.1249 177.64/177.65

NY午後5時 158.07/158.08 1.1241/1.1243 177.66/177.78

午後3時のドルは、前日ニューヨーク市場終盤に比べてドル安/円高の157円後半で推移している。朝方に公表された東京都区部消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回る伸びとなり円高方向に振れたが、アジア時間の米長期金利が徐々に上昇する中、仲値に向かって朝方の下落分を埋めて158円前半に強含んだ。その後は米雇用統計を控えたポジション調整が優勢となり、157円後半に押し戻された。午後3時時点では同水準を中心に小動きとなっている。

前日は9月の日銀金融政策決定会合の「主な意見」で、内閣府出席者が利上げに関する丁寧な説明を求めたことや、日銀短観で物価見通しの上振れが限定的だったことを背景に円売りが進んだとみられているが、この日の東京都区部CPIは市場予想を上回り、日銀の追加利上げ観測を支える内容と受け止められた。

大和証券の菅原理仁シニアストラテジストは、都区部CPIの上振れについて「10月会合での連続利上げはなさそうだとしても、従来より速いペースでの利上げは想定される内容」とみていた。

一方、米国では複数の米連邦準備理事会(FRB)当局者がより多くのデータを見極める必要があると主張し、市場では次回10月の連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ観測が後退している。

雇用統計の結果で米経済の底堅さが確認される可能性はあるものの、市場の関心は引き続きFRBのインフレ対応に向いている。大和証の菅原氏は「日米とも10月より12月の追加利上げを意識しており、ドル買いにも円買いにも傾きにくい状況だ」との見方を示した。

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