Yantoultra Ngui

[香港 30日 ロイター] - シンガポールの政府系投資会社テマセクは30日、中東全域で投資や提携の機会を探るため、2027年上半期にリヤドとアブダビに事務所を開設する計画を発表した。承認が得られることが条件となる。

新事務所の開設により、テマセクの拠点は27年に世界11カ国の15カ所に拡大する。26年3月31日時点の保有資産の純ポートフォリオ価値は5180億シンガポールドル(4055億米ドル)だった。

ディルハン・ピレイ最高経営責任者(CEO)は声明で「中東はテマセクのグローバルネットワークの重要な一角を占める」と述べた。「中東全域で進む経済改革の速さと意欲は目覚ましく、長期的なファンダメンタルズは引き続き非常に魅力的だ」とした。

声明によると、テマセクは中東全域、特にサウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)、カタールで関係を深める方針で、これらの国では自社と投資先企業にとって長期的な事業機会があるとみている。今回の拠点拡大により、中央アジアやアフリカでも事業機会を捉えやすくなるとした。

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