[29日 ロイター] - 米小売り大手ターゲットは29日、家庭用品や衣料品、アクセサリーなど約2000品目を値下げすると発表した。ホリデー商戦を控え、ガソリン価格高騰などで消費を手控える買い物客を呼び込む狙い。同業大手のウォルマートも8月に約1万1000品目の値下げを発表するなど、価格引き下げの動きが相次いでいる。
ターゲットは今年3月に3000余りの品目の値下げを発表するなど、過去1年間に1万点以上の品目で実施してきたと説明している。値下げを追い風に直近3四半期の決算は好業績を維持しており、8月には通期売上高の見通しを上方修正した。マイケル・フィデルケ最高経営責任者(CEO)が進める経営再建策が成果を挙げ始めていることが示された。
ターゲットのカーラ・シルベスター最高マーチャンダイジング責任者は「良い商品を大幅な安値で提供することが求められている」と指摘した。今回は衣料品や靴を値下げするほか、寝具の価格も引き下げるという。毎週のセールなども実施するとした。
ウォルマートは値下げの原資として関税還付金を充てると説明していた。