[29日 ロイター] - 国際刑事裁判所(ICC)締約国会議の議長団は29日、米ニューヨークの国連本部で開催する予定だった締約国会議について、開催地をオランダのハーグに変更すると発表した。日程は11月30日から12月7日までとなる。

今回の決定は、開催地によって参加が制限されることへの懸念を踏まえたもの。米国の制裁対象となっているICC職員のほか、一部の代表団や非政府組織(NGO)代表者に対するビザ発給制限が含まれる。全締約国との協議を経て、会議開催地の変更が決まったという。

トランプ米政権は、ICCがイスラエルのネタニヤフ首相の逮捕状を発付したことなどに強く反発し、ICC関係者への制裁を順次拡大している。8月には赤根智子所長と上級法廷弁護士アブドゥライ・セイ氏を制裁対象に追加した。

締約国会議はICCの管理監督および立法機関。カウコランタ議長は、今回の開催地変更は現時点での特有の状況を踏まえたものであり、今後の締約国会議の開催地を決める際の前例となるものではないと強調した。

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