ソウル株式市場は続落して引けた。債券利回りの上昇に対する懸念が相場の重荷となり、人工知能(AI)向け半導体需要の手がかりとなる決算発表などを控えて、投資家は様子見姿勢を強めた。
総合株価指数(KOSPI)は0.27%安で終了した。一時1.6%下げた。
サムスン証券のアナリストは「債券利回り、中東問題、AIが引き続き市場を支配するキーワードとなっているが、明確な答えが見えず、様子見姿勢が続いた」と述べた。
ロイター調査によると、9月の韓国輸出はAI主導の半導体需要に支えられ、16カ月連続で増加する見通し。ただ、営業日数の減少により、伸びは鈍化したとみられる。
AI向け半導体需要の手がかりを得るため、市場は米半導体大手マイクロン・テクノロジーの決算と、来月上旬に発表されるサムスン電子の決算を待っている。
半導体大手のサムスン電子は0.93%上昇した一方、同業のSKハイニックスは序盤の上げを消し、0.17%安で終了した。
売買された914銘柄のうち、値上がりは232銘柄、値下がりは624銘柄だった。
海外投資家は2兆9000億ウォン(21億4000万ドル)相当の株式を売り越した。
シドニー株式市場は小幅上昇して引けた。鉱業株とハイテク株が相場を支えた。オーストラリア準備銀行(中央銀行、RBA)は市場が広く予想していた通り利上げを実施し、根強いインフレ抑制に向け追加引き締めを示唆した。
RBAは理事会で、政策金利であるキャッシュレートを25ベーシスポイント(bp)引き上げ、15年ぶりの高水準となる4.60%とすることを全会一致で決定した。今年に入って4回目の利上げとなる。
ブロック総裁は、今回は金利据え置きも検討したと表明。中央銀行は現在、これまでの利上げが経済に及ぼす影響を見極めようとしていると述べた。
S&P/ASX200指数は利上げを受けて一時マイナス圏に沈んだ後、持ち直して0.3%高の8709.30で終了した。
AMPのチーフエコノミスト、シェーン・オリバー氏は「金利はおそらくピークに達したというのが基本シナリオだ。RBAは来年末までにインフレを目標に押し戻すのに十分な需要抑制策を既に打ち出した可能性が高い」と指摘。住宅ローンと燃料コストの上昇、住宅価格の下落、労働市場の軟化は、一段の景気減速とリセッション(景気後退)リスクの高まりを示していると述べた。
金利先物市場は現在、11月の追加利上げの確率を44%、12月の確率を60%と織り込んでいる。
金利に敏感な不動産株は0.2%安。指標となる10年債利回りは、2011年半ば以来の水準付近にとどまった。
金融株は0.1%安。最大手のコモンウェルス銀行は0.8%下落した。
エネルギー株は0.7%安。同セクター主要銘柄のウッドサイドが0.9%、サントスが1.1%、それぞれ下落した。
鉱業株は銅価格の上昇を背景に1.1%高となり、3営業日続落から反発した。上場鉱業会社として世界最大手のBHPは1.4%上昇した。
ハイテク株は4.6%急伸し、2カ月ぶりの大幅高となった。ハイテク企業のコダンとメガポートは、それぞれ堅調な業績見通しを発表し、23.9%と9.4%上昇した。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
韓国 総合株価指数 6870. -18.9 -0.27 6844. 6898. 6782.
81 3 41 36 99
前営業日終値 6889.
74
台湾 加権指数 47631 -392. -0.82 47873 48045 47573
.96 64 .89 .13 .09
前営業日終値 48024
.60
豪 S&P/ASX 8709. +29.6 +0.34 8679. 8709. 8661.
指数 300 00 700 300 000
前営業日終値 8679.
700