Marie Mannes

[ストックホルム 25日 ロイター] - 欧州連合(EU)は米電気自動車(EV)大手テスラの運転支援システム「フル・セルフドライビング(FSD)」システムについて、EU全域で運用を承認することの是非を問う採決を10月より先へ延期する見通しだ。次の採決の機会は早くても12月以降となる見込み。EUのウェブサイトから明らかになった。

EU域内では、オランダ道路交通局(RDW)が4月にFSDを承認し、ベルギーなど数カ国がそれに続いた。RDWはFSDをEU全域で承認するよう提案している。

テスラは9月1日、ソーシャルメディアXに10月6日に採決が実施される可能性があると投稿していた。

しかしEU加盟国と欧州委員会の代表者で構成される自動車技術委員会(TCMV)の10月6日の会議議題には、オランダの提案について「議論の継続」と記載されているのみで、割当時間はわずか25分間だ。次のTCMV会議は12月に予定されている。

テスラはコメント要請に応じなかった。イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は採決延期に関するXの投稿に「ため息」と返信している。

EU全域でFSDを展開するには、加盟27カ国のうち15カ国以上、かつ域内人口の65%を代表する「特定多数」による支持が必要となる。

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