Ann Saphir Howard Schneider

[サンフランシスコ/ワシントン 23日 ロイター] - インフレ圧力の高まりと景気の力強さを背景に、米連邦準備理事会(FRB)が中間選挙直前のタイミングで追加利上げに動く公算が大きくなっている。

S&Pグローバルが23日発表した9月の米総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は58.4と、前月の56.0から上昇し、2021年7月以来の高水準となった。

原油価格も上昇、ディーゼル燃料の平均価格は1ガロン当たり6.50ドルを超えた。米国とイランの紛争による供給混乱が続いており、早期解決の見通しは立っていない。ディーゼル燃料は商品の製造や輸送に使う機器・トラックを動かすため、価格上昇の影響が経済全体に広く波及しやすい。

バーFRB理事は23日、先週の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げを決めたことについて、インフレ抑制に向けて金利を「再調整」する重要な一歩を踏み出したと評価した。その上で、さらなる利上げが必要になる公算が大きいと述べた。

短期金利先物市場では、10月27─28日のFOMC会合で追加利上げが実施される確率が約70%織り込まれている。数日後の11月3日には中間選挙が行われる。

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。