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[国連 23日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は23日、国連総会で行った演説で、冬が到来する前にエネルギー施設を巡る停戦でロシアと合意できなければ、ウクライナは報復し、ロシアにとっても今冬を大きな苦痛を伴うものにすると警告した。その上で、冬前の緊張緩和が必要になるとし、外交努力の強化を呼びかけた。

ロシア・ウクライナ戦争の終結に向けた本格的な交渉が滞る中、ロシアが発電施設や暖房施設に対する攻撃を再開するとの懸念が高まっており、ウクライナと同盟国は冬を前にエネルギーインフラや黒海の海上輸送を巡る限定的な停戦合意の実現を急いでいる。

ゼレンスキー氏は演説で「ウクライナ国民はこの冬が非常に厳しいものになる可能性があると理解している。そうなった場合、ロシアにとっても苦痛を伴う冬にする以外に選択肢はない」と述べた。

ゼレンスキー氏は戦争を主導している人物としてロシアのプーチン大統領を名指しで非難。プーチン氏は「戦争という考えを広げ続けている」とし、「プーチン氏を止めなければならない。この悪をさらに広げる余地を与えてはならない」と述べた。

また、中国の習近平国家主席がロシアのプーチン大統領に対して影響力を行使できる可能性があるとの見方も示した。習氏は今回の国連総会には出席していないが、24日にトランプ米大統領とホワイトハウスで会談する。ゼレンスキー氏は22日にトランプ氏と会談し、エネルギー関連施設を対象とする停戦について協議した。

ロシアはこの日もウクライナの首都キーウなどに対する攻撃を継続。こうした中でもロシアのラブロフ外相がルビオ米国務長官とニューヨークで会談した。関係筋によると、 ロシアのドミトリエフ大統領特別代表が23日に米国に向け出発し、ニューヨークでウィットコフ和平交渉担当特使とトランプ米大統領の娘婿ジャレッド・クシュナー氏を含むトランプ政権関係者と会談する。

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