Tamiyuki Kihara

[23日 ロイター] - 高市早苗首相は22日(日本時間23日)、国連総会出席のため訪問中の米ニューヨークでトランプ米大統領と会談した。高市氏はソーシャルメディア「X」で、中国や北朝鮮に関する課題について、「率直な意見交換を行った」と明かした。人工知能(AI)や半導体、重要鉱物など経済安全保障の分野で「技術競争に勝ち、強靭性を高めるための協力を確認」したとも発信した。

高市氏は投稿の中で、経済安全保障についての協力を日米間で「更に強化していくこととした」と説明。米国による追加関税をめぐる対米投資の合意についても、「着実な実施の重要性を改めて確認し、双方で協力を進めていくことで一致した」という。

また、中国や北朝鮮も議題に上ったとし、特に北朝鮮による拉致問題について「即時解決の重要性を改めて強調し、トランプ大統領から、全面的な支持を得ることができた」と説明した。一方、中国についての具体的な議論には言及しなかった。米国が赤根智子所長らを制裁対象にした国際刑事裁判所(ICC)に関する考えについても、「率直なやり取りを行った」と付け加えた。

米側では、ホワイトハウスがXに会談の写真を掲載。「トランプ大統領と日本の高市早苗首相が国連総会で、日米両国の強固な同盟関係を一段と深めている」と書き込んだ。

トランプ氏は24日に中国の習近平国家主席と会談する予定で、日本はその前に日米首脳会談を開き、米国との間で認識をすり合わせることを模索していた。

(鬼原民幸 編集:久保信博)

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。