巨大なワニに脚をくわえられながら、必死にプールの縁につかまる男性。その周囲では、集まった人々が棒を差し出すなどして救出を試みている。
オーストラリア公共放送ABCが公開している映像には、パプアニューギニアの野生動物園で起きたワニによる襲撃事故の緊迫した様子が記録されている。
事故が起きたのは9月5日、首都ポートモレスビーにある野生動物園「アドベンチャー・パーク」。園側の発表によると、経験豊富な飼育員がワニへの給餌を行っていた際、餌として与えていた鶏とともに脚をワニにくわえられたという。
ワニはその後も男性の脚を離さず、現場では来園者やスタッフらが救出を試みる事態となった。
ABCが公開した映像では、男性が水際でプールの縁につかまり、周囲の人々が柵越しに救出を試みる様子が確認できる。一部にはぼかし処理が施されている。
目撃者はABCに対し、ワニが男性の脚を1時間以上にわたってくわえていたと証言している。
その後、警察や救急隊が現場に到着。園側によれば、人命を守るため警察がワニを殺処分し、男性を救出した。男性は病院に搬送されたものの、翌6日早朝に死亡した。
園は事故を受け、発生時の状況について内部調査を開始。ワニを含む動物への給餌方法や安全管理の手順についても検証し、再発防止策を講じるとしている。
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