※近年、激動の国際情勢を表現する語彙は、かつてないスピードで更新され続けています。Tech RightからCognitive Warfare、活人感、AI Slopまで――。ウェブ特集「いくつ知ってる? 世界を読み解くキーワード」では、その背景にある文脈とともに解説します。

Masculinity Politics(マスキュリニティ・ポリティクス)

男性らしさ(マスキュリニティ)の回復を政治課題と捉える考え方。

フェミニズムの広がりやジェンダー規範の変化によって男性が社会的役割や自信を失っているとの見方を背景に、20年代に欧米で存在感を増した。

トランプ政権や保守派は、軍隊やスポーツなどで伝統的な男性性を重視し、最近では男性ホルモンの低下を意味する「Low-T(低テストステロン)」が男性の危機を象徴する言葉として広まった。

ピート・ヘグセス国防長官も兵士に対するテストステロン検査の義務化を打ち出すなど、「強い男性性」を重視する姿勢を示している。

[監修]
小谷 哲男
明海大学外国語学部教授、日本国際問題研究所研究主幹。専門はアメリカ研究、日本の外交・安全保障政策など。トランプ政権内部に精通する稀有な専門家。

いくつ知ってる? 世界を読み解くキーワード

※2026年9月22日/29日号「ニュースが分かる 国際情勢BUZZワード50」特集では、50のキーワードを一挙に解説。米中ネット社会を読み解くコラム、「次の時代」を考えるコラムも掲載しています。

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