Will Dunham

[16日 ロイター] - 1970年代までさかのぼる衛星データに基づく新たな研究により、地球の2大氷床が存在するグリーンランドと南極で大規模な氷の減少が明らかになった。

1979年から2023年の間に、グリーンランドと南極では合計11兆3000億トンの氷が失われ、これが3.14センチの世界的な海面上昇につながった。

この研究は極地科学者からなる国際チーム「Ice Sheet Mass Balance Inter-comparison Exercise」によって実施され、16日に学術誌「Scientific Data」に掲載された。

研究者らは研究結果について、人為的な地球規模の気候変動の影響を示す新たな証拠だと指摘。「海面が1センチ上昇するごとに、年間で約200万─300万人が沿岸部の洪水の危険にさらされる」としたほか、「われわれの評価によると、1980年代から2010年代にかけて、氷の減少ペースは4倍に加速した」と述べた。

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