Mei Mei Chu
[北京 17日 ロイター] - 今週開催された中国の年次安全保障会議「香山フォーラム」 では、AI(人工知能)の無秩序な進展や技術競争が世界の安全保障環境にとってリスクをさらに高める可能性があることへの懸念を多くの出席者が表明した。
タイのアドゥン国防相は「世界は現在、重大な転換点に立っている。主要国間の戦略的競争はますます顕著になり、多くの地域で紛争が続いている」と指摘。AIやその他の技術が戦争の在り方を変革する中、「最も差し迫った課題は、誰が最も強大になるかではなく、いかにして国際秩序を構築できるかということだ」と述べた。
パキスタンのムハンマド・アリ国防次官は、技術の進歩が「戦略的なタイムラインを圧縮している」と表現。「AIは意思決定を加速させる一方で、偽情報や誤情報は、政府が効果的に対応する以前に、国民の信頼を損なう恐れがある」と語った。
バングラデシュ、マレーシア、ラオスの代表者らもAIの影響について懸念を表明した。