David Shepardson

[ワシントン 16日 ロイター] - ダフィー米運輸長官は16日、ガソリンや軽油を輸送するトラック運転手の労働時間規制を一時的に緩和すると発表した。供給と価格を巡る懸念が理由だとしている。

特例措置の期間は90日間で16日に発効。必要な休憩を取ることを条件に、運転手が24時間の間に勤務できる時間を現行規則の14時間から最大16時間に延ばす。

ダフィー氏は、短期的なサプライチェーン(供給網)の混乱によりガソリンや軽油の出荷が遅延し、貨物輸送に影響を及ぼす可能性があるため、この措置を講じたと説明した。

米国・イスラエルの対イラン戦争やウクライナによるロシア製油所への攻撃で供給が逼迫しており、米エネルギー情報局(EIA)によると、米国の軽油の平均価格は1年前の1ガロン=3.74ドルから過去最高の6.29ドルに上昇している。

世界の軽油供給は、余剰精製能力の不足、ロシアの輸出禁止、冬場の需要期到来を背景に逼迫した状況が続く見通しだ。

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