Takahiko Wada
[東京 17日 ロイター] - 日銀が17日に発表した4―6月期の資金循環統計によると、6月末時点の家計の金融資産は前年比11.0%増の2519兆円だった。伸び率は比較可能な2006年3月以降で、残高も05年3月以降で、最大となった。前年対比の大幅な株高が残高を押し上げた。
内訳では、株式等が47.0%増の486兆円、投資信託は36.8%増の193兆円となり、残高がともに過去最大を記録した。投信は、円安に伴う米国株高も押し上げ要因となった。一方で、現金・預金は0.5%増の1132兆円で、金融資産に占める割合は44.9%に低下した。引き続き高い水準ながら、比率としては過去最低となった。
企業の金融資産は16.3%増の1866兆円。こちらも残高は過去最大を更新した。株高が押し上げた。
<国債保有割合、家計が2%台に上昇>
国債・財投債の主体別の保有割合では、日銀が46.70%となった。国債買い入れの減額や保有国債の償還で低下が続いている。その一方で、海外の保有割合は7.94%で過去最高となったほか、家計は2.18%に上昇した。家計の保有割合が2%台になるのは14年9月末以来。