[カイロ 16日 ロイター] - イスラエルとモロッコの外相は、相互に大使館を開設し、大使を任命することを含め、外交関係を格上げする方針で合意した。イスラエル政府が16日、アラビア語の公式Xアカウントで声明を発表した。
モロッコはアラブ首長国連邦(UAE)、バーレーン、スーダンとともに、米国の仲介による合意に基づき2020年にイスラエルと国交を正常化。イスラエルはエジプト、ヨルダンとも平和条約を結んでいる。
一方、こうした合意の流れを受け、アラブ諸国との関係正常化の条件としてイスラエルの占領地撤退とパレスチナ建国の受け入れを求めてきた長年にわたる汎アラブの立場が維持できるかを巡り、パレスチナでは懸念が高まっている。
イスラエルの声明によると、同国のサール外相、モロッコのブリタ外相、ウォルツ駐国連米大使がニューヨークで3者会談を行い、イスラエルとモロッコの外交使節団を大使館級に格上げし、大使を任命することを含む関係推進に向けた一連の措置へのコミットメントを確認した。
さらに、イスラエル・モロッコ間の航空便増便と、相互投資や経済・貿易関係の促進を目指す協定の最終調整を進めることでも一致したという。