[16日 ロイター] - デンマークの製薬大手ノボノルディスクは米人工知能(AI)開発企業アンソロピックと提携し、同社のAIモデル「クロード」を活用して新薬の創薬・開発を加速させる。両社が16日発表した。

• ノボノルディスクはまず、研究開発のワークフローにアンソロピックの各種モデルおよび科学研究用プラットフォームである「クロード・サイエンス」を試験的に導入し、両社の能力を組み合わせることで、最大の効果を発揮できる科学的課題に取り組む。

• ノボノルディスクのマイク・ドゥスター最高経営責任者(CEO)は「それ以上にAIツールは全く新しい科学的機会をもたらし、人間の生命現象や薬剤の作用機序に関する推論や理解の助けになる」と述べた。

• 製薬各社は研究開発の加速と、開発パイプライン全体の効率向上に向け、AIへの依存度を高めている。

• 肥満薬「ウゴービ」を製造するノボノルディスクはAIを活用したソフトウエア開発を強化する上でも、アンソロピックの最先端の大規模AIモデルを活用する。

• アンソロピックのダリオ・アモデイCEOは「一流の研究者に安全で高性能かつ信頼性の高い最先端の大規模AIモデルへのアクセスを提供することで、研究期間を短縮し、成果を向上させるとともに、人々の生活を著しく改善する医薬品や治療法を発見することができる」と強調した。

• 一方、AI業界の指導者らの間では、ますます強力になるこの技術を企業がどの程度のスピードで開発すべきかについて、意見が分かれている。

• ノボノルディスクは既にクロードを活用して臨床試験報告書の作成を自動化し、患者記録の作成に要する時間を数カ月から数分に短縮している。

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