Saeed Azhar Arasu Kannagi Basil

[ニューヨーク 16日 ロイター] - 米金融大手ゴールドマン・サックスのソロモン最高経営責任者(CEO)は16日、第3・四半期の業績見通しについて「当社の証券部門は相対的に見て引き続き非常に好調だ」とした一方、債券・為替・商品(FICC)部門は「相対的にやや軟調だが、(決算期が終了する)9月はまだ数週間残っている」と説明した。バークレイズのグローバル金融サービス会議で語った。

16日のゴールドマンの株価は前日と比べて4%弱下落。この日は米連邦準備理事会(FRB)の利上げ決定を受けて銀行株は軒並み軟調だったが、ゴールドマン株のパフォーマンスは一段と見劣りした。

ゴールドマンのFICC部門の純収入は第1・四半期に前年同期比で10%減り、米国とイスラエルのイラン攻撃で中東紛争が勃発したことによるボラティリティーが響いて金利関連事業が打撃を受けた。だが第2・四半期の純収益は前年同期比で32%増と急増した。

モーニングスター・リサーチの銀行アナリスト、ショーン・ダンロップ氏は「特に驚きはない。当社はゴールドマンの第3・四半期は投資銀行部門の売上高が12%減、FICC部門も11%減ることを想定していた」とし、「むしろ『やや弱め』という見方は当社の見通しよりも建設的かもしれない」と指摘した。

一方、米銀行大手バンク・オブ・アメリカのモイニハンCEOは14日、第3・四半期の投資銀行手数料が業界全体で約10%減り、バンカメの減少幅は業界平均より大きくなるとの見通しを示した。

米調査会社ディールロジックによると、今月15日時点で第3・四半期の世界の投資銀行収入は211億9400万ドルとなり、前年同期の237億6500万ドルから低下。企業の合併・買収(M&A)の減少や債務の増加が響いた。

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