Marcela Ayres

[ブラジリア 16日 ロイター] - ブラジル中央銀行は16日、5会合連続となる0.25%ポイントの利下げを決定した。景気減速の兆候がより鮮明になっていることが背景。一方、来月の大統領選を前に、今後の選択肢は残す姿勢を示した。

中銀の金融政策委員会(COPOM)は政策金利を13.75%に引き下げることを全会一致で決定した。ロイターがまとめたエコノミスト調査では51人のうち48人が0.25%ポイントの利下げを予想。残りの3人は据え置きを予想していた。

中銀は前回会合からわずかな変更にとどまった政策声明で、「調整サイクル全体の規模は、インフレ率の目標への収束を確実にするため、新たな情報を踏まえて決定する」と改めて表明した。

中銀は3月に開始した慎重な緩和サイクルを継続した。これまでの利下げ幅は計1.25%ポイントにとどまっており、ブラジルの実質金利は主要経済国の中で依然として最も高い水準の一つとなっている。

投資家の関心は11月初めに開かれる次回のCOPOM会合に移っている。同会合は、接戦が予想される大統領選の決選投票のわずか数日後に行われる。決選投票では、再選を目指す左派のルラ大統領と、ボルソナロ前大統領の息子であるフラビオ・ボルソナロ上院議員が争う見通しだ。

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