Courtney Rozen

[ワシントン 16日 ロイター] - トランプ米大統領の外部技術顧問デービッド・サックス氏は16日、人工知能(AI)を巡る国民の懸念は、AI規制を求める活動やメディアの報道によってあおられているとの見解を示した。今週初め、AIへの新たな規制を求める声を一蹴したトランプ氏の発言に同調する形となった。

サックス氏はワシントンで開かれたポリティコのイベントにビデオで登場し、AI開発企業は自社製品の安全性確保に責任を負うべきであり、問題が生じた場合は「法的責任」を問われることになると指摘。その上で、新たな規制は必要ないとの考えを示した。

また同氏は、AIが米国社会に与える影響への懸念に言及し、「われわれはこうした恐怖をあおる常とう手段を何度も目にしてきた」と述べた。

AIの潜在的脅威への警戒感は先週、アンソロ​ピックの研究者ジェイコブ・コクソン氏が退社を表明し、「AIを構築している人々は、AIが今後10年以内にわれわれ全員を殺す可能性があると本気で信じ‌ている」と述べたことで一段と強まった。

こうした中、トランプ大統領は14日、自身の交流サイト(SNS)「トゥルース・ソーシャル」への投稿で、AI開発に疑念が投げかけられることで、中国が利益を得ることになるとの考えを示し、「AIに必要な唯一の管‌理や『ガードレール』は、強く聡明な(高IQの)大統領だ。米国にはそれが十分にある」と述べた。

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