Andrius Sytas Mark Trevelyan

ビリニュス 16日 ロイター] - ベラルーシが、米国による企業2社への制裁を解除することを条件に、収監中の25人を釈放することに合意した。トランプ米大統領の特使ジョン・コール氏が16日、明らかにした。今年3月の交渉では250人が釈放されていた。ベラルーシの人権団体によると、今週初めの時点でベラルーシ国内には900人超の政治犯が収容されている。

人権団体によると、今回釈放された25人には、ベラルーシの著名ジャーナリストとその妻、閉鎖された独立系ニュースサイトの運営者が含まれるという。亡命中のベラルーシの野党指導者スベトラーナ・チハノフスカヤ氏は、釈放された25人が隣国リトアニアに移送されたと述べた。この他にも相当数が釈放されたとの情報もある。

米政権はベラルーシのルカシェンコ大統領に対し、制裁緩和と引き換えに、人権活動家やジャーナリスト、弁護士ら数百人を釈放するよう求め、昨年から協議を続けている。コール氏は、さらなる釈放と制裁解除に向けて、双方が問題の解決に向けて取り組むと述べ、「ごく近い将来、さらに多くを釈放させたい」とXに投稿した。

人権団体やベラルーシの野党勢力は「釈放してもさらに多くを逮捕している」などと非難している。ルカシェンコ氏は15日にコール氏と面会した際、収監者が政治犯であることを否定した。コール氏はベラルーシの凍結資産数千万ドルを返還させるよう働きかけると述べた。

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