[ワシントン 16日 ロイター] - 全米住宅建設業協会(NAHB)が16日発表した9月のNAHB/ウェルズ・ファーゴ住宅建設業者指数は32と、前月の35から低下し、2025年9月以来1年ぶりの低水準となった。住宅ローン金利の上昇が住宅需要を圧迫した。移民取り締まりを背景とした労働力不足や、輸入品への関税によるコスト上昇も響いた。ロイターがまとめたエコノミスト予想は34への低下だった。住宅ローン金利が米10年債利回りと連動して上昇していることから、景況感は今後数カ月も低迷が続く公算が大きい。住宅金融大手フレディマックのデータによると、先週の30年物固定住宅ローン金利は平均6.76%と1年超ぶりの高水準となった。前週は6.71%だった。米10年国債利回りは15日に5.041%と、2007年7月以来の高水準を付けた。NAHBのビル・オーウェンズ会長は「主に住宅ローン金利の上昇により、国内の広範な地域で購入希望者の動きが弱まっている」と指摘。「建設業者は依然として資材コストの上昇、ガソリンや軽油価格の上昇、根強い労働力不足にも直面している。一部の市場では、移民取り締まりの強化により合法的な労働者が建設現場に来なくなっていると報告する建設業者もいる」と述べた。金利上昇と依然として高い住宅価格により、住宅購入希望者は様子見に転じている。全米不動産業者協会(NAR)は先週、8月の中古住宅販売が14カ月ぶりの低水準に落ち込んだと発表した。値下げを実施した建設業者は今月38%と、前月の35%から増加。平均値下げ幅は6カ月連続で6%と横ばいだった。販売促進策の実施率は前月の63%から66%に上昇した。現在の販売状況を示す指数は4ポイント低下の35、販売見通しを示す指数は6ポイント低下の37。見込み客の来場状況を示す指数を示す指数は23で横ばいだった。

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