Bo Erickson Mike Scarcella

[ワシントン 15日 ロイター] - 米首都ワシントンの総合文化施設ケネディ・センターの理事会は15日、大規模改修工事のため施設を最大2年間閉鎖することを正式に決定した。改修費は2億5700万ドルに上る見通し。

ただ理事会の決定に先立ち、連邦地裁は同日、施設にトランプ大統領の名前を追加する計画を差し止めた。理事会はトランプ氏の功績をたたえる碑文の設置や広場名の変更を計画していたが、裁判所は「議会の承認なしには認められない」と判断した。

これに対しトランプ氏は自身の交流サイト(SNS)で、改修工事は控訴審の判断が出るまで開始しないと表明するとともに「不利な判断が確定すれば改修は実施されない」と述べて強く反発。現時点でトランプ氏の支援がなければ資金のめどが立たず、改修計画の先行きには不透明感が漂っている。

ケネディ・センターを巡っては、理事会がトランプ氏の名前を施設に残そうとする一方、裁判所は「名称変更や記念表示は議会の権限」として繰り返し制限しており、対立が続いている。今回の閉鎖決定は、老朽化した施設の改修問題と、トランプ氏の名前を巡る法廷闘争が絡み合う中で行われた。

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