Andrius Sytas Janis Laizans

[ビリニュス/シャウレイ空軍基地(リトアニア) 15日 ロイター] - バルト3国の一つ、リトアニアは、北大西洋条約機構(NATO)のイタリア軍戦闘機が現地時間15日午前0時過ぎにリトアニア上空で無人機(ドローン)を撃墜したと発表した。イタリアのクロセット国防相は、このドローンは「ほぼ間違いなく」ロシアから飛来したものとの見方を示した。

リトアニア国家危機管理センターによると、ドローンはロシアの同盟国ベラルーシからリトアニア領空に侵入した後、リトアニア第2の都市カウナスに近い南部プラトクナイ付近で撃墜された。

イタリアのクロセット国防相は、NATOのバルト防空任務の一環としてイタリア軍戦闘機が駐留するシャウレイ空軍基地で記者団に対し、「イタリアの戦闘機が出動し、ほぼ間違いなくロシアから来た脅威を撃墜した」と述べた。

リトアニアのカウナス国防相は交流サイト(SNS)への投稿で、撃墜されたドローンに爆発物が搭載されていたと明らかにした。これに先立ち記者団に対し「ドローンの残骸の調査が終われば、ロシアの挑発行為だったのか、別の国のドローンだったのか、明確に判断できる」と述べていた。

ロシアはこの件について今のところコメントしていない。

ドローンの撃墜に先立ち、リトアニアの首都ビリニュスとその周辺地域でドローン警報が発令。リトアニア軍が公開した墜落現場の映像には、草地に散乱した残骸が映っていた。一部の部品は木製とみられ、黒く焦げたような跡もあった。

ラトビア、リトアニア、エストニアのバルト3国は2004年にNATOに同盟。以降、NATOのバルト防空任務に従事する戦闘機が3国の上空を警戒飛行している。ロシア周辺国では軍用無人機が領空に迷い込む事案が相次いでおり、ロシアによるウクライナ侵攻がNATOの境界地域に波及する懸念が高まっている。

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